2018.04.14今も残る源内古道から芭蕉を訪ねて
JR瀬田駅近くの児童公園で出発式の後、瀬田の街並みを抜けて、七世紀半ばごろの須恵器などを作っていた窯跡と工房跡の「山の神遺跡」を見て、国道一号線をくぐって、さらに新幹線のガード下を進み「びわこ文化公園」の中の木道の続く森を進み、名神高速道を渡って文化ゾーンの駐車場で列詰め休憩をとりました。休憩後、名残の桜が残る公園内を歩き、いよいよ源内道の登山口に至りました。登山口には、源内道の説明板が設けられていて、皆さん熱心に見入っていました。いよいよ本格的な山道です。と言っても、そんなにきつくない坂道を黙々と登り、難なく標高140mの峠を越え、さらに山道を進んで波穂神社前から大津市南部衛星プラン田上市民運動広場で再び休憩しました。ここからは、自動車が行きかう歩道のないアスファルト道を、一列になって進み瀬田川洗堰のある「水のめぐみ館アクア琵琶」に到着して、昼食休憩となりました。休憩中は、強い風が吹き抜けて、脱いでいた上着を思わず羽織りました。
午後は、洗堰を渡って瀬田川に沿って上流に向かって歩きました。石山寺3丁目の交差点を渡り、多羅川に沿って上流へ登り近津尾神社にある幻住庵に到着しました。ここへ来て、さらに長い石段を登ります。疲れてきた足に堪えます。やっとの思いで、ひっそりとした庵で、松尾芭蕉が奥の細道から帰った翌年4月から4か月暮らしたという、琵琶湖の眺めが素晴らしいところです。庵の縁側で記念写真を撮って、急な階段を降りて、名神高速道路をくぐり、JR石山駅にゴールしました。18㌔の長丁場、疲れましたね。
JR瀬田駅近くの児童公園で出発式
葉桜の下
山ノ神遺跡
ミツバツツジの咲くびわこ文化公園(瀬田公園)を行く
名残の桜の下
源内峠への登山口
緩い登りが続く
源内峠
昼食休憩後、瀬田川洗堰を渡る
多羅川のハナミズキが満開
幻住庵への最後の石段
やっと幻住庵に到着しホット
幻住庵からの眺め
次回の例会
2018.04.21 長岡京市&八幡市友愛コース
阪急・長岡天神駅(ナガスポ) 9時集合
コース:ナガスポ(新田公園)~勝龍寺城公園~宮前橋~淀城跡公園~淀大橋~久御山町中央公民館~木津川大橋~サイクリングロード~さざなみ公園~御幸橋~天王山大橋~ナガスポ(ゴール)
距 離:20㌔ IVVあり